よくあるご質問

玄関・ドア・窓についてのFAQ

3. 窓

ガラスに貼るフィルムの違いがよくわからない…
「飛散防止フィルム」と「防犯フィルム」の違いは?

 ガラスが割れても粉々にならないガラス飛散防止フィルムの多くは、耐久性に優れた粘着剤を均一に塗布した強じんな透明ポリエステルで構成されています。ガラスに貼り付けてもガラスの質感はまったく変わりません。

■ガラスが割れても飛び散りにくい「飛散防止フィルム」
  ガラスの表面に貼るだけで強度を増し、ガラスが割れてしまった場合も周囲に飛散するのを防ぎま
 す。アメリカでは一般家庭から企業まであらゆる建築物に使われる必需品のようになっています。
 日本では台風や竜巻の備えとしてとり入れるご家庭が増えています。

■耐貫通性能にすぐれた「防犯フィルム」
  窓ガラスに貼ることによって、防犯効果を高める機能を持っています。
 耐貫通性能(穴を開けにくい性能)にすぐれた樹脂製の防犯フィルムを窓ガラスに貼ると、たとえ
 ガラスを壊されてもなかなか穴を開けることができず、不法侵入や空き巣などの事故防止に役立
 ちます。また、フィルムを貼ることで目隠し効果を発揮するほか、最近はUVカット機能を持った防
 犯フィルムも登場しています。

■メリット・デメリット
  両方とも、経年の劣化や変色で10~15年程度での貼り替えが必要となります。
 ガラス飛散防止フィルムは防犯フィルムに比べると衝撃に耐える力が弱く、大きな衝撃に対しては
 数10個の塊で割れたガラスが飛び散ってしまうことがあります。粉々になることは少ないので貼ら
 ないよりも被害を抑えられます。

  防犯フィルムは、大きな衝撃などの力が加わるピークとその持続時間により、万が一ガラスが破壊
 された場合はガラスは窓枠にそのまま残るか、それ以上の力が加わった場合は1枚のガラスの状態で
 飛ばされます。

本「Q&A」および各記事の内容に関するお問い合わせにはお答えしておりません。
これらの掲載内容は一般的なものであり、マンションごとの設備・部位・建材などによって対応が異なる場合があります。「Q&A」や記事を参考に作業される場合は、この点に十分ご注意ください。また、お客さまご自身の作業に基づく故障・不具合の責任は負いかねますので、あらかじめご理解とご了承をお願いいたします。
作業にあたっては安全や騒音・振動などに十分ご注意ください。


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