マンション生活辞典

賢いマンションライフのための「なるほど」を提供します。

お部屋内の設備の修繕・修理自分で行う「DIY」とは?

DIYとは" Do It Yourself "のそれぞれの頭文字を取った言葉です。日本語に訳すと『自分でやってみましょう』と言った感じでしょうか。言葉を置き換えるとすれば、昔ながらの「日曜大工」です。
欧米社会では、住宅購入は「半完成品」という考え方が主流です。日々の暮らしを重ねながら、必要な機能などを住む人自身が手を加え(カスタマイズ)、直せるものは自分で直して維持していく(メンテナンス)という考え方が定着しています。
この"カスタマイズ&メンテナンス"こそがDIYの精神です。リフォームや模様替えで個性を主張したり、メンテナンスを通じてお住まいに対する理解と愛情を深めたりすることが快適な住まいづくりの基本だと考えられています。

DIYによる解決事例

次にご紹介する事例は、お客さまご自身でも比較的簡単にできる作業です。暮らすプラス「Q&A」には、さまざまなDIY事例を掲載しています。ご覧の上、最適な解決方法を見つけてみてください。作業に自信のない場合は大和ライフネクストにお問い合わせください。対応可能な協力会社をご紹介します。

棚板・ダボ(棚受ネジ)

棚板のサイズを測ってホームセンターでお好みの材質の板を選んで加工してもらうといいでしょう。棚板の現物をホームセンターに持っていくのも一案です。 詳しくはホームセンターのスタッフにお問い合わせください。

ドアクローザーの調整

ドライバー1本あれば、ドアクローザーの閉じるスピードを調整することができます。詳しくは「玄関・扉・窓についてのQ&A」をご覧ください。

網戸の穴の修理
ふすまの張り替え
クロスのめくれ・すき間の補修
トイレのタンクの調整
細かい部品で構成されているマンション設備

マンションの設備は、さまざまなメーカーが作った数多くの製品で構成されています。その一つひとつの 製品を構成するパーツは、さらに多くの部品で構成されています。パーツにはそれぞれ消耗品という位置づけがあったり、標準的な耐用年数が設定されたりしています。特に給湯器やキッチン、ユニットバスなど日常生活において使用頻度の高い設備は、日々劣化していきます。また同じ間取り、同じ設備でもお住まいの人数やライフスタイルなどによって劣化具合は異なります。日頃から設備の劣化シグナルをしっかりキャッチできるよう注意しておきましょう。

各メーカーの消耗品は、ホームセンターやインターネットでも入手することができます。設備の不具合の早期発見と、お客さまのセルフメンテナンスが、ライフサイクルコストの低減につながります。

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