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最後に包み取るようにして回収 ウイルスから身を守る 掃除の“新常識”手洗いやうがいを徹底していても、感染への不安が止まない日々……。ウイルス感染を防ぐには、家庭内の掃除も大切です!今まで当たり前に行ってきた掃除法は、実は間違いがたくさん。普段から感染リスクを軽減する、新しい時代の掃除術を紹介します。基本の掃除術拭き掃除は乾いたクロスで一方向に!濡れた雑巾でゴシゴシ拭くホコリやチリなどとともに床やテーブルに存在するウイルスは、“拡散させず回収する”のが鉄則。車がS字を描きながら進行するイメージで、常にクロスの同じ部分を先頭に向けてゆっくりと拭き上げましょう。クロスの違う面を使ったり裏返したりすると、かえって広げてしまったり手にウイルスが付着したりする可能性が。一度拭いたら、クロスを取り換えることも大切です。水拭きすると、クロスの水分によってウイルスやホコリが湿りテーブルにくっつきやすくなったり、クロスに付いたウイルスやホコリを塗り広げたりすることに。また、往復させたり車のワイパーのようにしたりして拭くのは、拭く動作の折り返し地点にウイルスやホコリを置き去りにしてしまうやり方。ウイルスの量を軽減できません。35年間、医療機関にて清掃スタッフの指導育成など環境衛生に携わり、体得したノウハウを多くの医療施設や清掃会社に発信している。(株)プラナ、ヘルスケアクリーニング(株)代表取締役社長。『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)など著書多数。教えてくれる人 松本忠男さん超基本!あなたは大丈夫!?覚えておきたい!ウイルスやホコリをキャッチしやすいマイクロファイバークロスや使い捨てできるペーパーがオススメ!必ず一方向で!2

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