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 布団の繊維と繊維の間には、ホコリや皮膚片などがたくさん絡み付いています。そこに汗や室内の湿気が入り込み湿った状態が続くとホコリなどをエサにカビが生え、さらにダニまでも増殖。それらを吸い込むとアレルギー反応を引き起こすことがあるうえ、ダニの死がいやフンは乾燥すると細かい粒子になるため、肺に届くと肺炎を引き起こすことがあります。 健康のため、布団は正しく手入れをして清潔を保つことが★週に一度は天日干しする★布団乾燥機 を活用する★起きてすぐに畳まない効率よく湿気を取り除くために、湿度が低めの9:00~15:00を目安に干します。取り込む前に布団叩きで叩いてもホコリやカビなどをきちんと取り除くことはできず、さらに飛び散ったそれらを吸い込んでしまうので止めましょう。※バルコニーに干す場合は、管理規約等のルールを守って行いましょう。雨が続くなどで外に干せない場合は、布団乾燥機を使って湿気を取り除きます。起きてすぐは寝ている間の汗を布団がたっぷりと吸った状態。お行儀が悪いようですが、すぐには畳まずにそのまま広げておいたり、枕は立てかけたりして風を通すようにしましょう。ルール布団は叩かない 布団の繊維と繊維の間には、ホコリや皮膚片などがたくさん絡み付いています。そこに汗や室内の湿気が入り込み湿った状態が続くとホコリなどをエサにカビが生え、さらにダニまでも増殖。それらを吸い込むとアレルギー反応を引き起こすことがあるうえ、ダニの死がいやフンは乾燥すると細かい粒子になるため、肺に届くと肺炎を引き起こすことがあります。 健康のため、布団は正しく手入れをして清潔を保つことが布団を清潔に保つには“丸洗い”がオススメ!日々、お手入れをしているつもりでも、実は布団の中はホコリやカビ、ダニの死がいやフンでいっぱいということも。清潔な布団で健康を保つために、正しい布団のお手入れ方法をご紹介します。きれいな布団なら寝苦しい夏の夜も気持ち良く眠れるはずです。正しいお手入れで、夏も快眠!清潔な布団のための つのルール湿気を排除!★週に一度は天日干しする★布団乾燥機 を活用する★起きてすぐに畳まない『CLASS PLUS』vol.3で、ご好評をいただいた特集「ウイルスから身を守る 掃除の“新常識”」を監修。35年間、医療機関にて清掃スタッフの指導育成など環境衛生に携わり、体得したノウハウを多くの医療施設や清掃会社に発信。(株)プラナ、ヘルスケアクリーニング(株)代表取締役社長。教えてくれる人 松まつ本もと忠ただ男おさん効率よく湿気を取り除くために、湿度が低めの9:00~15:00を目安に干します。取り込む前に布団叩きで叩いてもホコリやカビなどをきちんと取り除くことはできず、さらに飛び散ったそれらを吸い込んでしまうので止めましょう。※バルコニーに干す場合は、管理規約等のルールを守って行いましょう。雨が続くなどで外に干せない場合は、布団乾燥機を使って湿気を取り除きます。起きてすぐは寝ている間の汗を布団がたっぷりと吸った状態。お行儀が悪いようですが、すぐには畳まずにそのまま広げておいたり、枕は立てかけたりして風を通すようにしましょう。ルール黒い布を被せると効率アップ!布団は広げておくマットや枕は立てかける布団は叩かない汗を吸収しやすい裏面を日に当てる干す時間は9:00~15:00を目安に20

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