よくあるご質問

畳・ふすま・障子についてのFAQ

8. ふすま

ふすま、障子を閉めたとき、隙間ができる…
ふすま・障子の建てつけを調整するには?

 ふすまや障子戸を閉めたとき、柱との間に隙間ができると気になりますね。簡単にできる建てつけの調整を行って隙間をなくしましょう。

■上部にできる隙間の主な原因
 ・柱そのものが曲がっている
 ・敷居の真ん中あたりが下がっている
 ・ふすま、障子が正しく作られていない

■木片を生かして補間
 1.ふすま、障子戸を閉めたときにできる隙間の、最も広い箇所の寸法を測る
 2.ふすま、障子戸を建てつけから外す。ふすま、障子戸の左右の立て枠を両手で持ち上げ、下縁を
  手前に引く
 3.最初に測った隙間の寸法に合わせて木片を切り、隙間が生じる反対側の下縁の端にクギ付けす
  る。クギが出ているとレールの傷の原因になるのでしっかり打ち込む。木片の厚みをサンドペー
  パー(#80)で整え、元に戻す

■左右の隙間は飼木で調整
  敷居の真ん中あたりが下がるのは、敷居に使っている木材の反りによる場合が多いです。
  和室のふすま、障子戸を閉めて左右に隙間ができるときは、飼木(かいぎ:畳の下にある荒床と敷
 居の間にある)を入れ替えるなどで調整することもできます。

本「Q&A」および各記事の内容に関するお問い合わせにはお答えしておりません。
これらの掲載内容は一般的なものであり、マンションごとの設備・部位・建材などによって対応が異なる場合があります。「Q&A」や記事を参考に作業される場合は、この点に十分ご注意ください。また、お客さまご自身の作業に基づく故障・不具合の責任は負いかねますので、あらかじめご理解とご了承をお願いいたします。
作業にあたっては安全や騒音・振動などに十分ご注意ください。


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