マンション生活辞典
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防犯防犯対策の基本的な考え方
侵入犯罪のプロが本気になったら、私たちが考え得る防止策の多くは効果がないと思っておきましょう。「狙われない」「侵入するにはリスクが高い」住まいにするには、侵入犯が避けて通るマンション環境をつくることが大切です。
防犯対策の3つのポイント
- ① お住まいの方、一人ひとりが正しい防犯知識を持つ
- 素人判断による「これで防犯は大丈夫」が、いちばんの禁物です。侵入の手口や狙い方、具体的な事例を基本知識として持ち、日頃から注意することが必要です。
- ② あいさつや声かけなど、コミュニティ全体の防犯意識
- 防犯対策は地域の問題でもあります。侵入犯が下見段階で諦める最も多い理由は「住民同士があいさつをしている・見かけない人に声をかけている」からというもの。何気ない普段のあいさつだけではなく、見かけない人がいたら相手の目を見てあいさつすることも防犯に大きな効果があるようです。一つの建物で共同生活を送るマンションだからこそ、住民の皆さま全員の意識による日頃の行動が大きな防犯対策になります。
- ③ 合理的な防犯環境計画
- 住民同士のあいさつ、声かけとともに、マンションのハード面 での対策も必要となります。管理組合などで共用部と専有部に分けて、また、防犯機能の分類ごとに整理し、防犯環境計画を立てて実行していくことが大切です。
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